気候変動への対応
気候変動への対応に関する考え方
当社グループは、本社のある北海道を中心に、自然環境と共生しながら家づくりを手掛けてきました。
特にZEHの積極的な展開により、一般家庭における化石燃料由来のエネルギー消費量の削減や、再生可能エネルギーの活用を推進しています。
今後も、今まで培ったノウハウや新たな技術の活用により、地球にも住む人にもやさしい住宅の普及に貢献してまいります。
気候変動への対応に関する取り組み
当社グループでは、事業を通じて脱炭素社会の実現に貢献するため、東北で展開する住宅商品「GUUUS」を中心に、各拠点でZEHの販売を進めています。
2022年11月時点で、ロゴスホームの東北部門ではZEH率100%を達成しているほか、豊栄建設では71%、ロゴスホームの北海道部門では43%、GALLERY HOUSEでは26%がZEH住宅です。
今後もお客さまが住みやすく、環境にやさしい住宅の提供に努めてまいります。
また2021年12月からモジュール住宅建設の取組みを進めており、2022年11月には苫小牧に本工場を建設しました。
モジュール住宅建設を推進することにより、現場で使用する燃料の削減や温室効果ガス排出量削減の効果が期待できます。
今後も展開地域を増やし、さらなる環境負荷の低減に貢献していきます。
社内でも、気候変動に関する世界の状況の共有などを含めた教育を行うことで、従業員の気候変動対応に関する意識醸成を図っています。
定量データ
ロゴスホーム(北海道):5%
ロゴスホーム(東北):100%
ロゴスホーム(ハウジングカフェ):10%
豊栄建設:70%
GALLERYHOUSE:15%
ロゴスホーム(北海道):48.98%
ロゴスホーム(東北):100%
ロゴスホーム(ハウジングカフェ):47.2%
豊栄建設:69.19%
GALLERYHOUSE:52.38%
循環型社会への取り組み
循環型社会への取り組みに関する考え方
グループ全体として、産業廃棄物の発生抑制や再利用の促進に努めています。
施工現場で発生する廃棄物の削減に加え、モジュール住宅建設の推進により、廃棄物の発生しづらい事業プロセスの構築を目指しています。
廃棄物排出量の削減
2021年11月に、苫小牧にモジュール住宅組み立て工場を建設し、2022年2月から本格稼働しています。
建築に必要な木材を工場でモジュール化したうえで施工現場に運ぶことで、施工現場で加工・組み立てる場合に比べ、廃棄物排出量を約60~70%削減することができます。
今後、工場で発生した端材をもとに家具を作ることを計画しており、さらに資源の有効活用を推し進める予定です。
施工現場においては、分別方法を明記したプレートを掲げるなど、協力会社を含め廃棄物の分別を徹底しています。
また、産業廃棄物のリサイクルを進めるため、産業廃棄物の処理を外部委託する際にリサイクルできる委託先を優先的に選択することで、今後廃棄物の最終処分量を低減していく予定です。
化学物質の管理
化学物質の管理に関する考え方
化学物質による環境負荷や住まう人の健康被害を防止するため、グループ全体で全ての施工に、ホルムアルデヒド放散等級における最上位規格であるF☆☆☆☆(エフフォースター)の建材を使用しています。